冬コミ終了

どうも、参加された皆さんお疲れ様でした。
お蔭様で工房コピックの方もかなり好調だったようです。
ご来訪戴いた方々、有難う御座いました。

今回の新刊は如何でしたでしょうか？
デザイン的な事を言えば、今までに手がけた本の中でも一番思い入れの深いものとなりました。
末永く楽しんで戴ければ幸いです。


ちなみに後書きに使った絵のフルサイズはこちら↓


イメージとしては、アネモネの花畑に寝そべって微睡んでいるパチュリー。
元々はこちらを表紙にする予定でしたが、あんまり本文と合わないので現在のものになりました。

で、本日は三日目に一般参加して参りました。

いや～、久々に堪能しました。行列を。
まさか一般の歩道に一時間半も並ぶ事になろうとは…

まあ、アレは如何にもまずいとは思うんですけど、年々肥大する来場者数を前に準備会も付け焼刃でしか手を打てないんでしょうね。

今回も歩道の待機列脇に一般通行用のスペースが二列分くらい空けて有ったのですが、待機列を追い抜いてそこを無理矢理走っていった挙句、当然会場内で並べず最後尾に戻って行った人達が結構居ました。
現場でのアナウンス等のフォローが殆ど無い状況なので、100%自業自得とは言え引き返して来る人達はやっぱり納得いかなそうな表情ですし、並んでる方としても全く動かない列の隣を易々と追い抜かされていくのは不安にもなります。
しかも追い抜く面々には平気で車道を走ったりする非常識な輩も居ますし、そんな連中が事故騒ぎなんか起こした日には真面目に参加していた我々が一番馬鹿を見るんですよね。
準備会の対応は明らかに限界ですが、現状を鑑みるに参加者の民度に期待するのも先ず不可能と、もう破綻するのは時間の問題な気がして一人暗澹とした気持ちになりました。

世相に煽られ、他人を無粋な方法で出し抜き、常識を軽んじても何も思わない。
冷静な判断も、同好諸氏への配慮も、イベントを楽しむ心も持たない。
ただ単に、大手のエロ同人誌を人より沢山手に入れて、企業のレアなグッズを買い漁る為『だけ』にあの場に来ている、そんな輩が罷り通る様は本当に、純粋に悲しいです。

コミケは卸売り市場やアウトレットモールじゃないんですけどね。